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災害支援の取組み
社協がおこなう災害支援
全国各地の社協には、災害発生時に被災された方が安心して暮らし続けるため、「災害ボランティアセンター」等を通じた支援活動を推進する役割があります。
社協は日常的に地域を基盤とした活動を展開しており、地域のさまざまな組織と顔の見える関係性があり、さまざまな事業を通じて支援を必要とする方についても把握しています。こうした特性を活かし、行政や幅広い機関・団体との関係を構築し、全国的なネットワークを有する組織として災害支援に取り組みます。
被災地支援活動(災害ボランティアセンター)
社協では、地震や水害など大規模な自然災害が発生した際に、被災者の困りごとと、支援活動をおこなうボランティアをつなぐ「災害ボランティアセンター」を地域団体、ボランティアグループ、NPO、行政と協働して設置・運営します。
被災者・被災地を主体として、被災地の復興と被災者の生活再建を目的に設置するセンターであり、被災地での災害ボランティア活動を円滑に進める拠点となります。
社協間での職員派遣により、他の都道府県・市町村のセンター運営を支援することもあります。
災害ボランティア
主として地震や水害など自然災害発生時及び発生後に被災された人に寄り添いながら復旧活動・復興活動をおこなうボランティアのことをいいます。
- 災害ボランティア活動は被災者のニーズに寄り添って様々な活動があります
- 災害ボランティア活動は地元住民だからこそできる活動もあります
- 災害ボランティア活動では当事者目線に立つことが大切です
被災地域への支援
テレビ朝日の番組「報道ステーション」より(2月8日放送)
災害時に備えた体制づくり
多様な団体との連携
災害時に備えて、市社協では行政や福祉関係団体のほか、「ライオンズクラブ」や「北御堂」など多様な民間団体と連携体制を構築しています。
大阪府域における災害発生に備え、多様な市民セクターや企業・団体等が行政や関係機関と平時からつながることで、災害時に広域的かつ効果的に連携し、円滑な被災者支援に取り組むことを目的とする「おおさか災害支援ネットワーク」の世話役団体も務めています。
災害対応について考える講座・訓練等の実施
各区社協においても、地域住民・関係団体とともに「災害への備え」や「災害ボランティア」などをテーマに、いざという時に備えた講座や、災害ボランティアセンター設置訓練などを実施し、日常からのつながりづくりや災害時の行動に対する意識づくりに取り組んでいます。
また、市・区社協職員の災害に対する意識を高め、適切な役割・機能を果たすことができるよう、職員研修にも継続的に取り組んでいます。
各区社協でも災害時の備えをすすめています
<天王寺区>
コロナ禍でも災害時に備え、地域住民と一緒に感染症対策を検討しながら訓練を継続して開催
<東住吉区>
社協・商店会・介護事業所で連携して防災イベントを開催し、気軽に楽しく学べるよう実施