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正解が1つではない仕事

見守り相談室

城東区社会福祉協議会 見守り相談室

松田 麻美

具体的な仕事内容を教えてください。

見守り相談室では主に3つの機能を担っています。1つめが「地域の見守り活動への支援」、2つめが「孤立世帯等への専門的対応」、3つめが「認知症高齢者等の行方不明時の早期発見に向けた取組み」(見守りメールの配信や声かけ訓練など)です。地域内で制度の狭間の困りごとを抱えた方や必要な支援につながっていない方の相談対応(個別支援)と、困りごとを抱えた方に気づき、支えることのできる地域づくり(地域支援)の両方を担っています。

普段どのような思いで仕事をしていますか。

地域支援担当から見守り相談室に異動になって2年経った今、思うことは、どの部署であったとしても、社協らしさを発揮することができるということです。社協にはさまざまな部署がありますが、「誰もが安心して暮らせる地域づくり」を地域住民と一緒にすすめていく、その部署だからこそできる方法があると感じています。例えば、見守り相談室では、個別支援のなかでみえてきた課題を地域住民と共有することで、地域でできることは何かを考えていくことが大事な役割の1つだと思っています。 今は多くの方々に社協や見守り相談室の役割を知ってもらえるよう意識しています。それが結果的にまだ支援につながっていない人とつながる近道だと考えています。

やりがいを感じたエピソードを教えてください。

コロナ禍でボランティアの活動が休止してしまったとき、当時は地域支援担当としてボランティアの方々と一緒に悩みながら、広報誌に活動をまとめたり、オンラインを活用した活動の場を作ったりと少しずつできることをしていました。その時のことを担当が変わった今でも「あの時に松田さんがいてくれたからよかった」と声をかけていただけることがあり、仕事の活力になっています。  関係機関の方とわくわくするようなアイデアを出し合っている時間や、一緒に活動している時間の積み重ねが関係構築につながると感じています。社協の仕事は正解が1つではないという難しさもありますが、だからこそ得られるやりがいがあると日々感じています。

PROFILE

松田 麻美

(入職5年目)

平成31年4月入職
城東区社会福祉協議会 地域支援担当
令和4年4月
城東区社会福祉協議会 見守り相談室
※取材時の情報